暑いのに腰が痛い。その原因は夏特有の習慣にありました
冷房・脱水・シャワー習慣。夏だからこそ気を付けたい腰痛対策を紹介します。
「暑いのに腰が痛い」には原因があった
「夏は腰痛にならない。」
実は、それが思い込みかもしれません。
この時期になると、「暑いのに腰が痛い」という相談が増えてきます。
寒いと腰が痛くなるのは、イメージができます。
でも夏に腰が痛くなると、「疲れているだけかな」と見過ごしてしまう人が少なくありません。
実は夏には、夏ならではの腰痛の原因があります。
今日は、その原因と、今日からできる対策を紹介します。
夏こそ腰痛のリスクが潜んでいる
夏の腰痛には、大きく3つの落とし穴があります。
①エアコンによる「冷え」
夏はオフィスや電車、自宅など、一日の大半を冷房の効いた空間で過ごすという方も多いのではないでしょうか。
腰まわりの筋肉は、冷えると硬くなり、血のめぐりが悪くなります。
硬くなった筋肉は、ちょっとした動作でも痛みを引き起こしやすくなるのです。
「冷えは痛みの大敵」というのは、決して大げさな表現ではありません。
冬場に厚着をして腰を守るのと同じように、夏も冷房から腰を守るという発想が必要なのです。
②熱中症対策不足
夏は「運動して汗をかこう」と意識する方も多い季節ですが、
汗をかくということは、それだけ水分や塩分が失われているということでもあります。
この時期は普段以上に脱水になりやすく、体調を崩しやすい状態です。
体調が崩れると、無理な姿勢をとったり、体をかばうような動きが増えたりして、結果的に腰への負担も大きくなってしまいます。
③湯船に入らなくなること
暑いとどうしてもシャワーで済ませてしまいがちですが、
実はこれも腰痛にとってはもったいない習慣です。
湯船で体を温める機会が減ると、それだけ筋肉がゆるむタイミングも減ってしまうということでもあります。
今日からできる、夏の腰痛対策
では、具体的にどうすればいいのか。難しいことは必要ありません。
① エアコンの風を直接浴びない
・冷房の設定温度を下げすぎない
・風向きを体に直接当てないようにする
まずはこれだけでも十分です。
外出先など、自分で温度調整できない場所では、羽織れるものを一枚持っておくと安心です。
腰まわりが冷えやすい人は、夏用の薄い腹巻きもおすすめです。
「夏に腹巻き?」と思うかもしれません。
でも、冷房で腰を冷やさない工夫をしている人は意外と多いです。
腰まわりを守るだけでも、体がずいぶん楽になることがあります。
② 運動をするときは、水分と塩分をセットで
汗をかく運動そのものは、血流を良くするため腰痛対策として有効です。
ただし、その分だけ水分と塩分の補給を忘れないことが大切。
運動の前後だけでなく、途中でもこまめに水分をとる、塩分を含む飲み物や梅干しなどを活用する。
こうした一手間が、体調不良を防ぎながら運動を続けるコツです。
特に朝や夕方の涼しい時間帯を選んで、無理のない範囲で体を動かすことも、熱中症と腰痛の両方を遠ざける、シンプルながら効果的な方法です。
③ 週に数回でいいので、湯船につかる
シャワーだけでは、体の表面は温まっても、深部まで温めることは難しいものです。
湯船に浸かって体を芯から温めると、こわばった筋肉がゆるみやすくなります。
そのタイミングでストレッチを行うと、筋肉が伸びやすく、効果を得られやすい。
目安としては、38〜40度程度のぬるめのお湯に、10分ほど浸かるだけでも十分です。
お湯から上がったあとは、お尻まわりを軽く伸ばすストレッチを取り入れましょう。
毎日でなくても構いません。
週に2〜3回、湯船に浸かる日をつくるだけでも、体の変化を感じやすくなるはずです。
まずは一つ、今日から試してみませんか
冷房の風を直接浴びない工夫をする
運動するときは水分と塩分を意識する
湯船に浸かる日をつくる
この3つのうち、まずは1つだけでも構いません。
「今日は湯船に浸かってみよう」でも、「明日から羽織るものを持ち歩こう」でもいいのです。
小さな行動の積み重ねが、夏の腰痛を遠ざける一番の近道になります。
暑さに気をとられがちな季節ですが、腰への気配りもしてみてください。
10年後も痛みに左右されない体づくりを一緒に始めませんか?


私は1年中、湯船に入る派なのですが、夏の方が冷えてた感覚がわかりますね。この猛暑でも、冷えには気をつけます!
「夏は腰痛にならない」と思い込んでいたので、冷房による冷えが原因で筋肉が固まってしまうというお話にとても驚きました。暑い時期だからこそ油断して冷たい風を浴びてしまいがちですが、夏用の薄い腹巻きや羽織るもので腰まわりを守るという具体的な工夫はすぐにでも取り入れたいです。冬と同じように、夏も腰を冷えから守るという意識を持ちたいと思います。